生命保険の通販会社として話題の「ライフネット生命」。この設立に参画し、現在同社の社長を務める岩瀬大輔さん。彼は東京大学在学中に司法試験に合格、その後ボストンコンサルティンググループを経てハーバードビジネススクールで学び、卒業時には「成績最優秀称号」を受けるなど華々しい経歴を持っています。その岩瀬さんが著書の中で、プロ意識とは何かについて次のように述べています
どこに行っても通用する人材になるためには、逆説的ではありますが目の前に与えられた仕事をがむしゃらにこなし、一日でも早く社内で信頼される人材になることです。さらに目の前の仕事については社内の誰よりも早く、正確に適確にできるようになることです。それが僕の考える「プロ意識」です。ですからあれこれとビジネス書を読み漁ったり、社外の勉強会に参加してみたり、キャリアに悩み、自分の天職について考えたりすることが多い人には、僕は遠慮なく「いいからやれ、黙ってやれ、できるまでやれ」それが仕事の本質だと言います。
確かに今の職場で仕事をやりきれない人が、社外にでて通用するはずがありません。簡単な仕事を完璧にできる人こそが、どんどん新しい仕事を任され、ゆくゆくは社外でも通用する本当のプロの人材になるのだと思いますよね。
