26歳でトレンダーズ株式会社を創業、2012年に東証マザーズに上場し、現在最年少の上場企業女性社長である経沢香保子さんは著書の中で次のように述べています。「私が勝手に1.1理論と名付けているものがあります。全力投球して100％の力を出すところで、もうひと頑張りして110％の力をだす。つまり1.1の力を出す毎回常に1.1の力を出す努力を続けてみましょう。1.1×1.1×1.1×‥‥と七回かけると2.1435になります。0.1ずつのもうひと踏ん張りが積み重ねられていくだけで、あっという間に2倍になる。10％の努力はあなどれません」
私なりにいろいろと見ていると、普段は85％程度の力しか出していない人が、急に110％の力を発揮するのは、なかなか難しいものがあります。常に110％の力を出している人は、いつも全力以上なわけですから、ポテンシャルがどんどん上がっていき、そのうちに120％、130％の力が自然に出せるようになるのかもしれません。そして若いうちにそんな習慣を身につけた人が、将来大きなチャンスをつかむのでしょう！
