就職最前線 powerd by LifeLine はてなブログ版

日本一アイスクリームが消費されてる石川県で就職しよう!

就職体験談 第1回 TKさんの場合

f:id:ishikawarecruit:20140503052751p:plain TKさん(金沢大学)の就職体験談

就職活動お疲れ様でした。来月からはどのような企業で勤務されるのですか?

○○という金融機関で営業をします。

金融機関が第一志望だったのですか?

いえ、商社が第一志望でした。ですがどこにもご縁がなく、第二志望の金融機関に就職  を決めました。勤務地は5年間金沢で、その後は2~3年間隔で全国転勤があります。

具体的にはどのような内容でしたか?

就職活動を始めたのは12月頃で、内定は4月の初旬でした。エントリーは100社、ES  通過は40社、内定は2社です。

就職サイトに登録したのはいつ頃ですか?

11月頃でした。マイナビリクナビ、日経に登録していましたが、メインはリクナビで、その他は直接企業にエントリーしていました。

―就職活動にかかった費用はどのくらいですか?

合計で50万程度かかったような気がします。大阪や東京の往復でしたので、かなりかかりましたね。その間アルバイトは一切していません。

就職先は何を重視して探していましたか?

ずばり年収です(笑)
就職四季報などで具体的に調べたりしていました。やはり年収が高い方がモチベーションも維持できると思いましたし、いわゆる一流企業と呼ばれる企業で働きたかったんです。あとは地元に留まるのではなく、全国を飛び回れるような会社を選んでいました。

企業研究はどのように行っていましたか?

業界地図や四季報でチェックしていました。日経も毎日読んでいましたので、それは就活にかなり役立ったように思います。
 OB訪問は一度もしませんでした。説明会が終わった後、社員の方にお時間を頂いて詳しくお話する、ということは何度もありましたが。

面接で驚いた質問はありましたか?

  某商社で、「合コンに行ったら、あなたはどうやって勝ちますか?」という質問がありました。「まず状況にもよるのですが、自分が勝ちにいくなら最初から勝 てるメンツを選ぶ、誰かが主役の場合は、自分が笑いを取る役まわりを選んで印象付ける」と答えました。最後に、「まあ、私は合コンなんて行ったことないん ですがね」と付け加えました(笑)

他に何か驚いたエピソードはありましたか?

最終面接でお叱りを受けたことですね。その会社はスーツの襟のボタンをつける会社だったのですが、ボタン無しのシャツを着用して面接に挑んでしまい、ご指摘を受けました。志望度がそれ程高くない企業でも、そういった所は徹底するべきだと感じました。

就職活動していく中で、志望度が上がったり下がったりしたことはありますか?

全 くなかったです。例え人事の対応が悪くても、その人は企業のほんの一部ですし、会社に入ってその方とずっとお付き合いするわけではないので。もっと広く、 全体をとらえるイメージで考えていました。  といっても、一流と呼ばれる企業では、そのような点は全てが徹底されていましたが。

面接で成功した時や失敗した時、その時の感触で分かりましたか?

私は全く分かりませんでした。うまくキャッチボールも出来て話も弾んでいたにも関わらず、結果はダメだったという事が何度もありました。その逆も然り。

今だから言える失敗談はありますか?

志望度の高い企業の最終面接に遅刻したことです。電話で時間を聞き間違え、20分遅刻しました。でもなんとか席を設けて頂き、気持ちを切替えて内定に繋げました。
その他の失敗といえば、一度しかない就職活動、もっと色々受けるべきだったかなと思いますね。私は練習の為に志望度の低い所ばかり受けてしまったので、もっと上を見て、幅広く受けてみるべきでした。

商社を受けてみてどうでしたか?

一部の商社のESは、あらゆる経験をしていないとかけないような内容だったので、泣く泣く諦めたこともあります。特に私はサークル活動をしていなかったので、その内容について色濃く書かなければならないESに関しては、何も書けずに悔しい思いをしました。

では、大学時代には何に注力されていたのですか?

飲み歩くのが趣味でして(笑) ひとりでプラッとバーに入り、隣の席の見知らぬ人たちと親しくなって語り合ったりしていましたね。そのような経験から、物怖じしない性格を形成できたと思っていますし、当時の自分にとっては必要な経験でした。

―酒を飲んでいたことは、どのような場面で役に立ちましたか?

お 酒を飲み始める前は口下手で全く会話が出来なかったのですが、だんだん初対面の人でも物怖じすることなく、その場に溶け込めるようになりました。これから 就職を控える後輩全員にお勧めするわけではないですが、お酒を飲むということは一緒に飲む“相手”がいるということなので、やはりある程度世界が広がって きます。それはお酒に限らず、趣味でも何でもいいと思うんです。学生の皆さん、自分の世界を持ってみて下さい

就職活動を振り返って、もっとやっておけば良かったことorやっていて良かったことありますか?

英 語です。商社を中心に受けていたので特に感じますね。英語での面接はありませんでしたが、ツールとして使えて当然という雰囲気でした。  あとは新聞で世の中の流れを把握出来ていたことは良かったと思います。面接でIPOについて聞かれた時も、新聞を読んで言葉の意味だけでも理解出来てい たことは評価されました。企業の方との“共通の言語”を増やすという意味でも、新聞を読むことは必須だと思います。

最終的にはどのように就職先を決定したのですか?

年収です(笑) やはり安定を求める私としては、全く健康的な考え方だと思っています。働くということに対して、高いモチベーションも維持できますしね。

就職活動中に最も知りたかったことは何ですか?

どうすれば内定がもらえるかということです(笑)
  まわりにも聞きましたが、当然、誰も明確な答えはくれませんでした。就職活動を終えた今の自分が思うことは、やはり相性だと思います。どれだけESをしっ かり書いても、しっかり事前準備をしても、高学歴であっても、落ちるときは落ちます。最後はご縁、相性なのかなと思います。
 大きな体験をするということも大事かもしれないですね。世界一周しても、それをしている人はきっと他にいます。その体験をして、何を得たのかを明確につかんでいる人が次のステージに進めるのだと思います。

最後に後輩へのアドバイスをお願いします。

面 接は、とにかく数をこなすことですね。数をこなせば、話す言葉も自分のものにでき、形になってきます。最後の方は、頭で考えなくても自然に自分の言葉で話 せるようになっていました。また、遅刻は厳禁です(笑) 今では笑い話にできますが、その時は頭が真っ白になったので(笑) 
 数を踏めば内定を つかめると言い切れるわけではないですが、チャレンジしていくうちに自分のことが分かるようになってきますし、余裕が持てます。自分らしく面接に挑 むことが大事ですからね。自分の伝えたいこと、自分の持ち味を100%出し切って終えることが一番大切なのではないでしょうか。

―本日はお忙しい所、ありがとうございました。4月からの新生活、楽しんで下さい!